石巻地区動物救護センターは宮城県獣医師会・石巻獣医師会・宮城県・石巻市の協力の元、地元の獣医師が立ち上げたもので、石巻市・東松島市・女川町を拠点とし、被災動物の保護・救護・各避難所へ避難中の動物のケア・情報収集などの活動を行っております。
多くの動物達が人間同様、震災や津波の恐怖にさらされ、家族とも離ればなれになり、大きな不安を抱えています。
そんな動物達が飼い主の元に戻り、幸せな暮らしが出来る事を目標に、動物達の健康を護り、安心を与えてあげられるよう各地から獣医師や一般のボランティアが石巻地区動物救護センターで活動しています。
動物救護センターには当時約50匹の犬・猫などの動物が保護されていましたが、日々動物の数は増えています。
しかし、獣医師や一般ボランティアの数はまだまだ足りません。
この場を借りて、ボランティアの募集を募りたいと思います。
獣医師や動物が好きな方、体力に自信のある方はもちろん、事務仕事や物品管理、ボランティアのための炊き出しなど、体力に自信のない方などでも出来る仕事があります。
また、車などの交通手段を持たない方でも現地へ行けるよう、ボランティアの「あいのり」制度などもあります。
被災動物のために何か活動をしたいとお考えの方は、是非、ご参加いただければと思います。
また、動物のための義援金もまだまだご協力をお願いしております。
ボランティアや被災動物達の詳細は
『石巻地区動物救護センターのホームページ』へアクセスしてください。
今後もまだまだ長期間にわたり、動物への救援が必要と思われます。
院長 佐藤洋文

石巻地区動物救護センター。

外観。
このトレーラーハウスは和歌山県の獣医師が運んできてくれたそうです。


石巻地区動物救護センターは宮城県東部下水道事務所の敷地内にあります。

この日はボランティアの動物看護師が動物達の世話をしていました。

からのケージに入ってる子達は、現在散歩中。

不安な表情が印象的です。


足を怪我していた猫ちゃん。




ケージでは落ち着けないけど、外だと落ち着くみたいです。

ボランティアが飼い主さんの代わりにお散歩。動物もリフレッシュが大切です。


ボランティアの獣医師たち。現地では怪我や病気の治療だけでなく、各種予防なども必要とされています。

多くの物資を仕分けするのも大切な仕事です。

「ボランティアの目標:体重を増やして帰る!」
多くのボランティア達が睡眠や食事を後回しにし、日夜頑張っているため、痩せてしまう方達が続出。
動物を護るためには、ボランティアの健康も大切です。

石巻市内。
自衛隊の方達が整備した道の脇には、多くのゴミの山。
被災地のゴミの処理も今後の大きな課題になっていくでしょう。

銀行の前にはバリケードが設置されていました。
報道はされていないですが、被災地のコンビニのATMなどが強盗にあったりしたそうです。

飼い主さんの事を思い出しているのでしょうか...
被災地の復旧・復興に長い時間がかかると言われています。
それに伴い動物の救援も長期にわたり必要になると思われます。
多くの皆様の支援が必要です。
ボランティアの参加・義援金の募金、今後も末永くご協力お願いいたします!
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